就職活動中にカラコンしてもOK?アリかナシか

最終更新日 2019/12/19

おしゃれ道具として、特に10代後半~20代の若い女性の利用が多いカラコン。「なりたい自分」に近づくためにカラコンは絶対欠かせない!という人も少なくありません。中には「三白眼で目つきが悪く見えるから、カラコンは外せない」という人もいます。そのような方で気になるのは「就職・転職活動をしている時にカラコンをしていてもいいの?」ということではありませんか?

就職・転職活動はマナーブックが数多く出ているほど、マナーを問われます。特に学生さんの就職活動では、学生生活では上下関係を意識することはあまりなかったにも関わらず、面接室への入り方や言葉遣い、身だしなみなど、気を配らねばならないことが増えます。「社会人はこんなにマナーに厳しいのか」と驚くこともあるでしょう。

セミナー等でも「就活用メイクはナチュラル系で」と言われるように、就職・転職活動中は派手な格好ができないことは明らかですね。これを踏まえると、カラコンは着けないほうが無難かもしれません。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?

カラコンは意外とバレない可能性大!

ナチュラル系ブラウン・ブラックカラーのカラコンであることを前提にして言えば、「面接の場においてもカラコンバレはしない可能性が高い」と言えます。これにはいくつか理由があります。

第一に、IT系など一部の業界を除いて、多くの業界では面接官は年配者の男性が多く、カラコンそのものは知っていても、実際に装用している人とそうでない人の瞳の違いに気づかないことがあります。そのため、「カラコンがないと自信が…」という場合は、自信をつけるおまじないとしてつけて行っても良いでしょう。重要なのは実力を出し切ることです。

とはいえ、おしゃれ目的で使われることの多い、デカ目効果のあるフチありカラコンはNGです。不自然に黒目が大きく見えるため、見慣れていなくともカラコンを付けていることが分かります。また、横から見るとフチなしのナチュラル系カラコンでも違和感を与えやすいため、グループディスカッションなど周囲からの視線がある場合は注意が必要です。他にも、普段からメイクをしている女性社員が面接官の場合はカラコンを見慣れているため、カラコンバレの可能性が高まります。

しかしながら、カラコンバレしたからと言ってその時点で退室を命じられる、ということは稀でしょう。銀行など、誠実さを重視する一部の業界を除けば「カラコンだから落とそう」となることは少ないです。カラコンバレしても何も言われないこともありますが、多くの場合は「今、カラコンをしているみたいだけどどうして?」などと聞かれます。その場合に自信を持って「印象を良くするためです」などと理由を説明できるのであれば、悪印象は与えないでしょう。

「カラコンはバレても平気なんだ!」と思うのは早計です。そもそも、カラコンバレしないことが重要ですから、どのカラコンなら違和感がないか、面接までにいくつか試してみると良いでしょう。おすすめはウェイブというカラコンです。こちらは日本人の瞳にあったブラウン系の2種類のカラコンが販売されています。フチなしタイプのため、自然に瞳を大きくすることができます。公式サイトには着色なしのクリアレンズとウェイブカラコンを付けた比較写真も掲載されているので、着用時のイメージをつかみやすいでしょう。

カラコンをつけないと自信が出せない、というのであればカラコンをつけて、全力を出せるようにしましょう。男性ビジネスマン向けのカラコンも販売されているため、今後は徐々にビジネスの場においてカラコンをつけるということが珍しくなくなると考えられます。

就職活動にカラコンを装用して行った人の体験談

実は筆者も就職活動中にカラコンを使っていた人の1人です。周囲にも同じように、カラコンをつけて就職活動していた人がいました。筆者が志望していた業界はIT業界やゲーム系で、どちらかというと就業規則が緩く、面接でも面接官が普段着のような企業も多くありました。その際は「あ、目を見られてるな…」と感じる場面もありましたが、多くの場合はそのままカラコンについては触れられることはありませんでした。

しかし、教育系の企業を志望していた友人はカラコンをつけて臨んだ面接はすべてNG。反対に、クリアレンズで臨んだ3社では内定を取得していました。このことからもわかるように、カラコンを装用して就職活動をするなら、業界を選んだほうがよいかもしれませんね。