コンタクトレンズの度数の単位は?どうやって測るのか

最終更新日 2019/11/26

コンタクトのレンズの度の数はPOWERやPWR、Pや球面度の数を表すSPHで表示され、数のあとにDの記号が用いられます。

近視用ソフトレンズならマイナス0.25Dからマイナス12.00Dくらいの度数が0.25ピッチもしくは0.5ピッチ刻みで用意されており、ハードレンズはソフトレンズよりも固いため、マイナス25.00Dくらいまでの度まで矯正が可能です。遠視用のレンズはソフトレンズがプラス5.50Dからプラス8.00Dくらいまで、ハードレンズはプラス25.00Dまであります。

レンズの度の数を個人で上げたり下げたりすることはできません。視力に合っていないレンズを使用すると目に負担がかかり、近視や遠視を悪化させてしまうこともあるからです。

コンタクトの度に関する計算式は、0.4÷視力でおおよそ求められます。近視用や遠視用のレンズの他に乱視用のレンズにも度の数があり、数を決めるにはCYまたはCYLという乱視度とAXという乱視軸方向の情報が必要です。最近はお洒落用のカラーコンタクトにも度入りのレンズがあり、各コンタクトレンズメーカー社から様々な近視用や遠視用及び乱視用のカラーコンタクトが販売されています。